MercurialとSubversionとBazzarと日本語ファイル名

indowsとMacLinuxでファイルを共有する必要が出てきた。そこで、問題になるのが日本語ファイル名のファイルの扱い。というわけで、ちょっとmercurialsubversionに関して実際に試してみた。

mercurial

Linuxにpush Windowsでpull Macにpush
Linuxでadd - NG OK
Windowsでadd NG(*1) - NG(*1)
Macでadd OK NG -
  • *1: HGENCODING utf-8でもだめでした。

というわけで、LinuxMacだけで運用する分には大丈夫なようです。しかし、Windows加えるとちょっと、という感じですかね。

subversion

自動的にUTF-8にしてくれるので、問題ないっぽい。
ja_JP.utf-8にすることが必要

Linuxでupdate Windowsでupdate Macでupdate
Linuxでadd - OK OK
Windowsでadd OK - OK
Macでadd OK OK -
  • LC_ALL ja_JP.eucjp では不可。 ja_JP.utf-8だとOK

完璧ですねー。subversionは、UTF-8で保持しておき、coするときにlocalのencodingに合わせるという話です(未確認)。

Bazzar

しかし、だからといって今更subversionというのもちょっとね、というわけで、分散ソース管理ツールの中で日本語ファイル名がきちんと扱えるという噂のBazzarを試してみました。

Linuxにpush Windowsでpull Macにpush
Linuxでadd - OK OK
Windowsでadd OK - OK
Macでadd OK OK -

ただし、LC_ALLをutf-8に設定すること。

うーん、完璧。全部できた。

やはり日本語ファイルが混じるとなると、Bazzarがいいのではないでしょうか。